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台風一過でわかった 「福島原発 汚染水の 深刻な状況  17日 17万ベクレルの汚染水もダダ漏れ ? 」     「第38回全国公害被害者総行動デー」 で 訴える 福島県の農家の叫び

 皆さんも、台風が福島を通ると 「汚染水」が 大変な事になるだろうと、 心配されていただろうと思う。 現実として 原発周辺にも 雨がそれなりに降ったらしい。 今後 地下水の量も 日を追って増えてくるだろう。 

 ところで、 この汚染水についての報道を見ていて、 どれが本当のことなのか、 はっきりわからないと感じているのは 私だけではないだろう。 次の2つの報道は いずれも 「汚染水 放出」について 同じ16日に 書かれたものだが、 どっちが本当なのか、 そう思ってしまう。

                                                  時事通信 9月16日(月)15時39分配信
 東京電力福島第1原発で高濃度の放射能汚染水が保管されている七つのタンクエリアで、放射性物質を外部に出さないために設置したせきの水位が大雨によって上昇し、あふれる恐れがあるとして、東電は16日、排水を行ったと発表した。東電はセシウム濃度を測らず排水しており、汚染水への懸念が高まる中、さらなる批判を招く可能性もある。

 東電は今回の対応について、急激な水位上昇を受けた「緊急措置」と説明している。ただ、台風18号による大雨は事前に予想されていたのに、タンクエリアにおける放射性物質を含む水の排出基準も定めていなかった。  東電によると、今回排水したエリアでは、これまで高い線量は確認されていない。エリア内にたまっていた水を調べたところ、ストロンチウムなどのベータ線を出す放射性物質濃度は最も高いところでも1リットル当たり24ベクレルだったという。

 東電はこの結果を基に、エリア内での汚染水漏れはないと判断。ガンマ線を出すセシウムの濃度も十分低いと予想できるとして、測定せずに排水した。 排水した量は不明で最終的に海へ流出する可能性もあるが、東電はベータ線を出す放射性物質濃度の値を根拠に「雨水であることを確認している」と話している。

                                                毎日新聞 2013年09月16日 20時39分

 東京電力は16日、台風18号による大雨の影響で福島第1原発の汚染水貯蔵タンクに設置している漏えい防止用の堰(せき)に雨水がたまり、一部の堰の弁を開いて放出した。放出水に含まれるストロンチウムなどベータ線を出す放射性物質は1リットル当たり最大24ベクレルと、国が定める放出上限(告示濃度限度)の同30ベクレルを下回っているとしている。  東電が堰内にたまった水を放出するのは初めて。水は排水溝を通じて海に出るという。

 放出したのは、堰のあるタンク群(ボルト締め型)計19カ所のうち7カ所。8月に300トンの高濃度汚染水が漏えいが発覚したタンクなど残る12カ所については、放出上限を超えているとして放出せず、仮設ポンプで別の空タンクに移送した東電の担当者は「水が堰からあふれ出る可能性があり、緊急措置だった」と話している。

【加筆 17日 】毎日新聞 2013年09月17日 12時51分(最終更新 09月17日 13時19分)

 東京電力は17日、台風18号の影響で、福島第1原発の汚染水貯蔵タンク周辺に設置している漏えい防止用の堰(せき)が雨水で満杯になり、基準値を上回る放射性物質を含む水が堰の外に漏れたと発表した。8月に高濃度汚染水約300トンが漏れたタンク群のある南東側の用水路でも、水をせき止めるため設けていた土のうが水圧で崩れているのが見つかった。いずれも一部の水が海に流出した可能性があるが、水量は不明という。

 東電によると、15日午後1時過ぎ、「Bエリア」のタンク群周辺のコンクリート堰(高さ30センチ)で雨水があふれているのを巡回中の作業員が発見。ポンプでくみ上げて別のタンクに移したが、約5分間、堰の外に漏れたという。漏れた水の放射性物質濃度はストロンチウム90などを含むベータ線で1リットル当たり37ベクレルと排出基準(同30ベクレル)を上回る。約300トンの汚染水が漏れた「H4」タンク群近くの用水路(深さ1.5メートル)でも、同1時半ごろに水をせき止める土のうが流れているのを発見。同3時20分ごろまでに復旧した。

 17日の記者会見で、東電の尾野昌之原子力・立地本部長代理は「雨が1時間40ミリの勢いで、ポンプのくみ上げ作業が間に合わなかった」と説明した。


 H4タンク群といえば、 下の地図によると 「17万ベクレルの 汚染水」がある。 15日の流出が なぜ 16日の発表でなく 17日になるのか、 こういう点で 東京電力は 日本の 「反原発」の人々と 世界の世論を 敵に回すことになる。     【加筆 終了】

七つのタンクエリア
                           図面は 真実を探すブログ より借用 (本ブログの責にて 合成してある)
                                                      リンク → 真実を探すブログ

 よく読んでみると、 どちらも 同一のことを伝えてはいるが、 一方は 「セシウム濃度の計測を 行わなかった」ことに 力点を置き、 他方は ペーター線の放出基準以内の 汚染水のみを 放出したことを伝えている。 批判はあるかもしれないが、 毎日の方が 誤解が少ないであろうと考える。 -- 上の 図面で見て、 30ベクレル以下の 7ヶ所のみ 放流したということになる。 ほとんどが 南側のタンク群だ。 --  (図面 右端 G4エリアのみ 記載していない。)

 それより、 両社とも 問題にしていないが 雨で当然薄まっているはずなのに 17万ベクレルの値を出した H4エリアは 一体 どうなっているのだろう。 こちらの方が 心配である。 毎日の言うとおりに 30ベクレルを上回った雨水を 別タンクに貯蔵したとなると 相当量の汚染水が増えたことになる。 これから、 数日もたてば 地下水の流量も 増えるだろう。 その地下水が汚染されていることは 何度も報じられている。 これも、 貯蔵していかねばならない。 難問 山積みの 「福島原発の 現状」が さらに 明らかになる。 

                                                          2013/09/12  福島民報
 東京電力福島第一原発の地上タンクから高濃度の放射能汚染水が大量に漏れた問題で、東電は11日、漏れたタンクの北側の観測用井戸で10日に採取した地下水からトリチウムを1リットル当たり6万4000ベクレル検出したと発表した。同日、楢葉町の東電福島復興本社で会見した相沢善吾副社長は高濃度のトリチウムが地下水から検出されたことを受け、タンクからの汚染水が地下水に到達していることを認めた。

 同地点から8日採取した地下水からはトリチウムが同4200ベクレル検出されているが、今回の値は約15倍に当たる濃度。9日に採取した地下水からも同2万9000ベクレルが検出されたという。相沢副社長は「汚染水が浸透した可能性がある。地下水にトリチウムが流れているのは間違いない」との見解を示した。             (引用終り)

 原発の手前に 井戸を掘り、 地下水をくみ上げて 海に放流するという計画も これで だめになった。 すると、 日量400トンの地下水が 流れ、 かつ、 その中央に熱源(核燃料が溶けて 高温を出し続けている)がある周囲を 凍土で囲うという 「政府の計画」は キャンプファイアーの横の小川の中で 雪だるまを造るようなもので なかなか上手くいくとは 思えない。 流れる水を 凍らせることすら困難なのに 熱源が近くにあるのだから …

 原発事故は 「100% コントロール下にある。」といった手前、 切り出しにくいかも知れぬが、 世界の知恵を借りるしかない。 すでに 地表から 1.2㍍まで 地下水位は 上がってきている。 どなたかではないが、 液状化の危険、 まさに 泥沼になってしまう危険がある。 汚染水の 浄化装置の稼動も なかなか計画通りには 行かない。 手詰まりになりつつあることだけは確かなようだ。

 福島の現状も 同様に 厳しいものがある。 特に 「東京は、250キロ 離れて安全」と 安陪首相が 図らずも 発言したように、 福島の生活を、 原発事故を 忘れたがっている。 暗黒夜考さんが 「第38回全国公害被害者総行動デー」での 福島県の生産農家の”声”を 書き起こしてくださっている。 英語の字幕つきである。 世界に知ってもらいたいと いうことだろう。 国内での「無視」に対する ささやかな抵抗だ。


                                         暗黒夜考~崩壊しつつある日本を考える~ さん 引用
               

 私が住んでいる須賀川村は、 昨年、 玄米から100べクレを超えるセシウムが出た。  で、除染することになったが、 私達は、 農地の土壌が何ベクレルか分からずに作業している。 空間線量じゃない。

 田んぼの除染作業は、 私達農家が作業員になって行っている。 除染の「除」の意味は分かりますか?  私達は、 深く耕して、 (放射性物質を)薄めているだけ。  取り除いていない。

 これじゃあ、線量が下がるわけないでしょ?  田んぼ、 除染しました。  空間線量測りました。  全然下がってないですよ。 取り除いてないから。 原発が爆発した当時と2年経っても環境は何も変わっていない。

 農業資材も 汚染されていれば、使用してはダメと言う指示が出ているが、 その資材が、 何ベクレルあるか分からない。 で、 新しく買いなおしした。 どうしてくれるの? 

 農家の思いをよく考えてみてください。 私達は作物を生産して、 安心安全なものを 自分でも食べて、 消費者の方にも販売して、 そういう収穫の喜びが 今はないんです。 (農産物は)福島県のものは、 県外のものに比べたら 値段が安いです、 それを承知しながら作って、 損害賠償をもらって、 農家に 何の活力がありますか?

 あと一つ、言っておくことがある。

 福島県は、 農作物は、 出荷前に全部検査しなければならないが、 100ベクレル以下なら出荷できる。 でも、私は食べませんよ。 買って食べる人は、放射能ないだろって思って買っている。

 どう思いますか? 俺らは、わかっている。 罪の意識がある。 自分は、食わないけど、人に食わせる。

 どう思いますか?答えてください。

                   ☆                ☆              ☆

 玉野地区は相馬の西部にあって、飯舘と放射能濃度はほとんど変わらない。 どこも、7マイクロシーベルト/時~10マイクロシーベルト/時ばかり。 除染はしています。 でも、補償が不十分で、線引きで、救済から漏れている。 きちんと把握して救済していただきたい。


 簡易測定器では10ベクレル以下は不検出になる。 α線、β線、γ線も全部測れるものは、高くてなかなか揃えられない。 だから測っているのは、ガンマ線(γ線)だけ、 セシウムだけ。

 それで測って不検出になるものを、消費者はほんとに信じて食べるのか? 食べないですよ。 分かっているんだから。

 あなた、西田さんに聞きたい。 それから、文科省のあなたにも聞きたい。

 自分の子供に10ベクレルのものを食べさせますか? 100ベクレル以下だからOKよと言われて、すすんで食べさせたいと思いますか? 自分でも食べたいと思いますか? 食べますか?

 ああ。犠牲的精神でとても立派。

 西田さんは、私たちと同じ年代だからしょうがいない、役目だから、死んで見せようと思うかもしれないが、自分の子供には、食わせたいと思わないでしょ? 放射能とはそういうもんですよ
 須藤さん、自分の子供には食べさせたい、そこに住まわせたいとは思わないでしょ? これが国家がきちんとやらなかればならないほんとうの問題なんです。           (略)

 あなた達は、やっちゃいけないところに踏み込んでいるんです。 誇りはどこへ行った? 自分の子供達は、放射能から遠ざけたいでしょ? その自分の素直な思いを国政に反映させなさい。 人の命を危険に晒すんだったら、自分もその覚悟を持てよ!
            それが人間の誇りだろう。                 (引用終り)

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