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現代の遣唐使  小沢訪中団の影響力

 今日(12/10)は特筆すべきニュースが多い日だった。まず、何よりもビックリさせられたのは、「小沢訪中団」。
600人の大人数もさることながら、中国のトップが「歓迎」したことに驚きを隠せない。総理でも元首でもない「与党幹事長」に過ぎない小沢氏に対するもてなしは、私の想像を超えるものだ。

      胡主席と会談、友好促進で一致 小沢氏、 存在感一層強まる
 【北京共同】訪中した民主党の小沢一郎幹事長は10日夕(日本時間同)、北京の人民大会堂で胡錦濤国家主席(中国共産党総書記)と会談し、両党の関係強化や議員交流を通じた日中間の友好促進で一致した。

 会談で小沢氏は「政府レベルでは難しいものについても、党レベルでの交流により忌憚(きたん)ない話し合いになればよい」と強調。胡氏は「今年9月に民主党の政権になってからも交流を深めることができた。鳩山由紀夫首相との会談で互恵関係が新たな段階に入った」と応じた。

 この件に対する評価は色々あろうが、「今頃遣唐使か。」などという、自民党よりの意見も苦笑いをしながら聞き流しておこう。中国と緊張関係にあることは「日本」にとって、好ましくないことだけは確かである。アメリカだけが二極外交で頭越しに中国と手を結ぶのを指をくわえて見ているだけでは、なんとも情けない。日本にも何か手の打ち方があるという状況は作っておきたい。

 次に「オバマ大統領のノーベル平和賞」の授賞式である。演説はとても上手い。オバマ大統領も日本の民主党を支持した層が「オバマ大統領支持派」であることは理解してもらいたい。が、その点どうなんだろう。
 この演説をしながら、「普天間基地問題」では、やはり「旧政権」との約束に縛られるのだろうか。

 今の世界において、アメリカも中国もいずれもが「満点」には程遠い国家である。中国も「天安門広場事件」や「チベット騒乱」に見るまでもなく、民主化という点で問題がある。非難されても仕方ない国である。
 アメリカも「フセイン政権」に見られるように、「大量破壊兵器」を持つことを口実に他国の領土を侵犯し、その国の元首を捕らえ、結果として「死刑」にしてしまった。
 その後のイラクは「現実」の通り、今だに混乱のさなかにある。どちらも手放しで賞賛できる国とはいえない。

 ところで、最近のアメリカからの要人の訪日は「これは何だ?」と思わせるものだ。
 まず、「ブッシュ前大統領」。小泉元首相を伴って「始球式」。「なんで---」私だけの感想だろうか。
 次に、「アーミテージ」元米国務副長官の訪日。いずれも今は野党となった人々だが、ビッグネームではあるから、色々憶測が飛び交う。

  自民党の谷垣禎一総裁は7日、都内でアーミテージ元米国務副長官らと会談した。アーミテージ氏は、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題について「なぜ日本政府が今、結論を出さないのか分からない。鳩山由紀夫首相は日本の安全保障をどう考えているのか」と述べ、結論を先送りしている首相の姿勢を批判した。
 これに対し、谷垣氏は「鳩山政権は年内に(普天間問題を)決着させるべきだ」と応じた。 (2009/12/07-時事com)

「つむじ風」さんのように

結局は日本をネオコンの世界戦略につなぎ止めたい魂胆で、
ブッシュドクトリンの化石連中が脅喝に訪日したという構図だ!!

 ブッシュ元大統領が、11月3日に突然来日した経緯がある。
何で今頃、わざわざ始球式のために来日した訳でもあるまい。
暗黙の鳩山首相に対するネオコンの圧力を受けてのことであることは、
誰にでも推察できる。

 それでも、事態が急転しないものだから、
その諜報部員を派遣したと言うのが今回のマイケル・グリーン、
リチャード・アーミテージの訪日の構図であろう。
そして、民主党ではなく、落ち目の自民党の要人にあった。
谷垣総裁と石波茂にである。

 そういう意図があるかどうかはともかく、これでは「アメリカの言うことを聞け」と脅しているようなものだ。オバマ政権は直接関与はしていないが、この件に対して何も発言がないところを見ると、同様の考えなのかもしれない。

 そういうときの小沢訪中は確かに一定の効果が国内的にはある。国内世論の中には「中国脅威論」の主張が根強いがこれだけの友好情況を見せつければ、「中国の脅威」は現実性がなくなる。

 これはアメリカの方針もそうであって、「米中外交」の中でも「中国」を「パートナー」として扱っており、中国側も日本を抜いての「米国債」保有高世界一という情況にある。

 日本にとって、周辺諸国で「脅威」となるのは唯一「北朝鮮」であろうが、

日本の新聞には出ていないが、テポドン・ミサイルが発射された前日の四月四日に北朝鮮の最新鋭戦闘機ミグ23が日本海で墜落事故を起こしていた。日本の迎撃体制に呼応して日本海側に集められた北朝鮮空軍の新鋭機なのだが、今年に入ってすでに三機の墜落事故が発生、軍に緊張感が足りないと金正日国防委員長が烈火のごとく怒ったと伝えられている。

経済制裁をかけれて航空燃料に不足している北朝鮮では戦闘機の訓練飛行が制限され、パイロットの技量が落ちていると、かねてから指摘されていたが、韓国の中央日報によると「修理不足による整備不良や機体の欠陥である可能性が高い」という。
 と言うような記事を見ると「脅威」と言い続ける軍事専門家の意見には首を傾げたくなる。

 ところで、久々に日本がベスト5より下にある軍事費統計を見つけた。
ただし、軍人恩給は旧日本軍と自衛隊は別組織として軍事費に含まれていなかったり、米軍への思いやり予算は別立てだったりと問題も多いが……
        ■世界各国の軍事費ランキング(2008年)
           1位(6070億ドル) アメリカ
           2位( 849億ドル) 中国
           3位( 657億ドル) フランス
           4位( 653億ドル) 英国
           5位( 586億ドル) ロシア
           6位( 468億ドル) ドイツ
           7位( 463億ドル) 日本
           8位( 406億ドル) イタリア
           9位( 382億ドル) サウジアラビア
           10位(300億ドル) インド


明治大学の山田教授は次のようにのべている。

 いまの北朝鮮には、日本を攻める力はありません。同国の空軍は、ここ数年、大規模な演習をしていません。一説には燃料不足でパイロットの訓練飛行が、一年間でわずか一五~二〇時間といわれていて、他国の訓練時間(一五〇~二〇〇時間/年)と比べて一〇分の一、飛行技術を維持することも難しいでしょう。これでは戦争はできません。
 テレビで報道される軍事演習の映像も、平壌の行進風景ばかりで空は撮りません。ミサイル打ち上げの映像はよく出ますが、あれがテポドンだと確認できる情報はありません。また、核弾頭を搭載するには、構造的に細すぎるんですね。
 そして今回の核実験で、北朝鮮には核兵器が配備されていないことがはっきりしました。いま核実験をしているならば、ミサイルには核弾頭がついていない、ということです。ミサイルに搭載できる核弾頭にするにはさらに何段階も開発が必要で、五年や一〇年はかかるでしょう。まだ時間的猶予はあるのです。

 日本国民の多くが「反米」を志向しているわけではない。が、「対米隷属」には疑問を持っている。沖縄の基地についても、国民の多くが「辺野古基地新設」を決めた今までの政権に疑問を投げかけている。
 長年の友好国であるアメリカが「日本の内政問題」である「基地新設」に余り露骨に手を突っ込むことは、返ってマイナスになるであろうことは分かるはずだ。中国、北朝鮮への「切迫した脅威」がない中、沖縄の軍事的な重要性が薄れる中での普天間基地の問題は、即時実行でなくても何とかなるはずではないのか。
 あれほど「対米一辺倒」の自民党政権でさえ13年かかって何も前進していなかったのだから。
 ただ、言われたとおりにやります、という返事はあったのだろうが……



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Tag:普天間基地 小沢 鳩山 オバマ大統領 ブッシュ アーミテージ 中国 脅威

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